ホテルの魅力２◆ホテル好き！


ホテルの魅力　＜基本編＞

■　日常はもちろん大事ですが、非日常も日常をさらに高めるために大切な物です。

では、どなたでも気楽に楽しめるホテルステイにおいての非日常の基本を、少し拾ってみましょう♪

■　まず、建物。ハードな面です。

外観。
あなたのおうちは高級ホテル並ですか？
おそらく大抵の方はＮＯでしょう＾＾

そんなホテルが、あなたのお城になるのです！

一歩中に入ると、一流の絵画、オブジェ、ソファ、調度品などが並んでいますね。
床、壁でさえも少し違います。
あまり気づかないかもしれませんが、エレベーターホール、灯りや暖炉など見所は色々ありますよ！

あなたは城主様なのですから、お掃除しなくても（あ、つい主婦感覚が・・・）、いつ行ってもあなたの為にピカピカで待っています。

■　笑顔の素敵なフロントの方が、応対してくれます。
一度目のステイだと、宿泊者カードに記入しなければなりません。
それに大抵、クレジットカードの記録を控えられたり、前金を払う場合があります。
２度目以降なら、まずそんな事はないです。（旅行会社発行のクーポンをお持ちの場合は、必要ありません）

一流のホテルであれば、以前の予約内容が記録されていますので、禁煙ルーム希望、朝刊の好みなどはもちろん、さらに細かい情報が以降のステイに生かされているはずです。

利用する側としては、同じ手間を掛けなくてもいいと言う理由だけでなく、常連さんになった気分と、歓迎されている気がしてうれしいですね。

■　ではお部屋に通してもらいましょう。

「お荷物をお持ちします」
と言ってくださる係りの方も、最近は若い女性だったりします。
私は大抵、軽い荷物しか持たないので、
「ありがとう。でも、軽いので自分で持ちます＾＾」と遠慮します。
実は、息子が自分で持ちたがるのですが。（コロコロ引っ張るカバンが好き）
。

何階かしら、どんな眺めかしら、どんなお部屋かしら～～
一番ドキドキする時間ですよね＾＾

係りの方が気さくで慣れていらっしゃると、色々話し掛けられます。
「お部屋からはＸＸがよく見えますよ」「今日はＵＳＪに行かれたのですか？」←お土産でﾊﾞﾚﾊﾞﾚ

■　お部屋に入ると、係りの方が窓のカーテンをサーっと開けてくれます。どんな景色が広がっていますか？
初めからカーテンが開いていないのは、こうやって景色が広がる事を見せる為のひとつの演出なのだそうです。

お部屋の説明をしてくれますので、わからないことは何でも質問してしまいましょう。
水周りのことや、ホテル内のサービスやレストランのこと。
すぐに返事ができなければ、あとから連絡をもらえることが多いです｡（たまに忘れられることもあるので、どうしても聞きたい質問はゲストリレーション担当へ）

係りの方がいなくなると、私達のお部屋探索が始まります＾＾；

クロ－ゼットはどんなの？

どんなハンガー？

早速、スリッパに履き替えましょう。

バスルームは明るいかしら？

アメニティは？

おっと、有料のおつまみ類は子どもの手の届かない所に隠しておかなきゃ。

このデスクは座り心地いいわね～

デスクが自慢のお部屋を持つあるホテルでは「思わず勉強したくなっちゃう」と、娘が言いました。本当？

朝食はどこで、どんなレストラン？

どんなサービスがあるのかな？

チェックアウトの時間まで、このお部屋が私達のもの。
ゆっくりその時間を楽しめるよう、あれこれチェックしましょう。
非常口の確認も忘れずに。

■　夕食は、その地の美味しいものを食べに行くのもいいし、疲れている時、時間がない時などはホテルのレストランがやはり楽。

ルームサービスもいいですね。
指定した時間に、一番おいしい状態の料理をお部屋まで運んでくれるなんて、最高です。
眺望のいいお部屋でしたらもう、言うことなし。

例え、特別豪華なお料理でなくても、食欲のないときは「おにぎり」だけであっても、本当のホテルなら、それ相応の美味しい「おにぎり」が運ばれてきますよー

■　夕食のあとは、バスタイム。

バスタブが大理石だったり、ネコ足だったり、バスタブと別にシャワーブースがあったり、お風呂に入りながらテレビ音声が聞けたり、夜景が眺められたりホテルごとに個性が色々。
お湯もバブルバス、アロマバス、お好みで。

私はホテルのお風呂タイムが大好きです。
（元々お風呂は好きなんだけど）
お風呂から上がったら、旅の疲れも吹っ飛びます。

■　できれば翌日は朝寝坊が理想。
朝の予定がなければ、目一杯ぎりぎりの時間にモーニングコールをセットします。
フロントに頼んでもＯＫです。
先日は朝のコールの時に
「又、１０分後におかけしますか？」と聞かれました。二度寝してしまいそうな場合、助かります。

優しい爽やかな声で「おはようございます！」と声を掛けてもらえるのと、家で「子どもに「朝ご飯まだ～？お腹すいたぁぁ～」と手荒に起こされるのとでは、差がありすぎます。

そういえば、電話のない某ホテルでは、係りの人が部屋まで起こしにきてくれて、証拠にサインを求められました。なるほど。（これは外国）
別の電話のない某ホテルでは、モーニングコールを頼むのを忘れて、朝食を食べそこなったことがあります。悔しい～！（これは日本。）

■　さてさて。
私にとって、ホテルステイの楽しみの一つは朝食です。
夜のお食事は宿泊でなくても利用するチャンスはありますが、朝食を食べにホテルに行くことは、ホテル近くに住んでいる人でなければ、そうあることではありません。

普段、皆さんはどのような朝食をとられますか？
うちは、酷いです。（自分で言うのもなんですが･･･）
パン、飲み物、ソーセージが基本です。
もしくは、ご飯と味噌汁。
子どもも飽きてるでしょうが、作る私も飽きてます。
他のものを作っても食べないし、で、毎日これ。

こんな朝ご飯とは、全くちがうのがホテルの朝ご飯ですよ！！

うふふ。力はいっちゃいましたね。

先日も、北海道添乗帰りの同僚が「食べすぎで太った。まだ苦しい」と言うので、「私もそんな事、言ってみたいぃ～」と言ったら
「りおさんて、食いしん坊やね～」と笑われてしまいました。。。

■　それはさておき。
朝食のメニューを思い浮かべてください。
（バイキング料理です）

まずは焼きたてのパン！

パンって言うのは私のような初心者が作っても焼きたては美味い物です。
が、本当に美味しいパンの味は、もう、言葉では言い表せません。。奥深いです。
安物の小麦じゃないです。膨らませてあるだけじゃないです。
本物は、子どもが食べても美味しいとわかります。

おっと、パンだけで、ページ一杯になってしまうので、心を鬼にして次、行きます。

フレッシュジュースも是非飲んでください。
朝のグレープフルーツジュースは、体にもいいですよー。
うちは１００％しか飲みませんが、パック入りのものとは全く違います！
あ、押し付けてすみません。
好きなもの飲んでください。
美味しいジュースの置いてあるお店が本物です。

あと、卵料理は、よくコックさんが目の前で焼いてくれます。
オムレツは好みの具材をチョイスできるところが多いです。
プロが作るアツアツオムレツは美味しいこと間違いありません。
人気があるので、行列で焼き上がりを待つことも多いです。

一つリクエストするなら。
コックさんももう少し朝らしい笑顔があるといいな、ということでしょうかね。
忙しくて、そんな暇はないのかもしれませんが、日本で愛想のいい卵料理を作ってくれるコックさんにお会いしたことがありません。。。。私の場合、たまたま、そうなんでしょうか。

他にも、サラダの素材一つをあげても食材一つ一つの主張があります。ドレッシングもそうです。
あと、ヨーグルト、フルーツ、シリアル、チーズ、ハム、ソーセージなど、バラエティに富んでいて、お味もいいし、目移りしてしまいます。
ああ、幸せ。

和食も用意されているところもあります。

おコメの美味しさが、そのホテルのレベル（やる気？）を表していると思いませんか？

実際の所、朝からそんなにたくさんの量は食べられないので、美味しい物だけを食べられればそれで満足。
選ぶ、と言う作業は、人の気持ちに優越感も与える物でもありますね。

■　そして、「ホテルの朝食」は、食事内容が全てではありません。

朝の光が降り注ぐ、そんなレストランであるなら、シチュエーションはさらに文句なし。

朝、朝の光を浴びることは、人の体にも気持ちにとって、一日のパワーの源になりますよ。
（これってヒトのオリジナルな欲求な気がします）

静かな時間の中で今日の一日への思いをめぐらせ、、目覚めの美味しいコーヒーで一日が始まるって、ワンクラスアップなリフレッシュになります。

■　それから、食後は、チェックアウトまで、思い思いのゆったりした時を過ごしましょう。
さて。
大まかなホテルステイの行程を大急ぎでみてみましたが、以上の基本的なことに対して、様々なアレンジをしてこそ、あなたらしい本当のホテルステイを楽しむことになるんです。
その方法はあなた次第で、素晴らしく広がりますよ！

大切な非日常です。
ホテルでは、数多くの魅力的なプランを用意しています。
エステもいいし、
ジムやプールもいいし、
リッチなバスタイムもいいし、
大人の時間にお酒や音楽を楽しむのもいいし、

一人の時を楽しむのもいい。

それは、数え切れるものではありません。

あなたのお気に入りのホテルを幾つか見つけて、そこで心と体を癒すささやかな贅沢を、是非、心ゆくまで味わってくださいね。

そして、素敵な（美味しい）ホテルを見つけたら、是非、独り占めせずに教えてください。
待ってます。

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